「松本アルミニウムの日記」さんのブログで、田中かおりさんの事について綴っていた文章を読ませてもらったのですが、軽く泣けました。
年が明けて行なわれた対ガッタスの20分ハーフ、GyaOカップ。この試合を最後にTKはcarezzaを去ることとなる。その最後のプレイは、運命の帰結か、はたまた神の悪戯か、あの死闘を思い出させるかのような、ときのヒロイン、ガッタスみうなとのPK。2005年5月23日、河辺キャプテンはみうなのシュートを止めることができずにガッタスに敗戦した。時を経て、2006年1月19日。TKは、みうなのPKを止め、ガッタスに勝利した。いや、ガッタスに勝利しただけではない。TKは、あの悪夢をも払拭してみせたのだ。悪くすれば、このあとも長らく引きずったかもしれないあの死闘の悪夢を、TKは自らの卒業と引き替えにcarezzaから拭い去っていってくれたのである。
自分は河辺さんがキャプテンだったカレッツァが好きで、あのキャプテンシーは今も凄かったなって思ってるんです。河辺さんが卒業し、赤坂さんが正GKの後を引き継いだ時なんてボロくそに言ってた。そのまま低迷するカレッツァ・・・何か足りない。そんな時、10月の駒沢、いや、冒険王リーグの時だったかな、明らかに他のメンバーと違う雰囲気でプレーをしてる田中かおりさんが目に飛び込んできた。特に上手いとか、反射神経が良いとか、動きの面ではなく、気迫みたいなもの?言葉を借りれば「がむしゃら」な感じ。これが凄く良かった。カレッツァの忘れていた何かを田中さんが見せてくれた。いつしかチーム内にも覇気が戻り、彼女のおかげでカレッツァは、いま再び女王の座に這い上がれたんじゃないかと思うくらい、田中かおりさんはチームに貢献した選手だと思ってました。
みうなとのPK戦。こういう角度から見るとまた一つのドラマがあったんだなって今更ながら感動してしまいました。